撮影した写真と掲載位置を並べるイメージ撮影候補をページの枠へ置くと、必要な向きと余白を確認できます。 写真の内容に合う説明を添え、原本と掲載用データを分けて残します。
TSUKUNOVA商品の全体、細部、使う場面。 三つの役割から、ホームページと動画に使う写真を組み立てます。

商品写真を準備するときは、先に掲載する場所と、読む人が確かめたいことを整理します。 陶器のカップなら、形、色、表面の質感、取っ手の大きさ、机に置いたときの印象が候補になります。 すべてを一枚で説明しようとすると、主役が小さくなったり、飾りが多くなったりします。 全体を示す写真、特徴へ近づく写真、使う場面の写真に分け、各写真で答える疑問を一つずつ決めます。 撮影メモには、写真の用途、向き、必要な余白、撮る部分を書きます。 たとえば一覧用は商品の形が見える正面、詳細用は表面の質感、動画用は字幕を置ける余白のある横向き、と記録できます。 写真の枚数はこの情報の違いから決めます。 同じ角度を少しずつ変えた写真を増やすより、まだ伝わっていない特徴を補う一枚を用意すると、見る人が比較しやすくなります。
最初の写真は、商品が何であるかを迷わず理解できるものにします。 背景や小物を選ぶときも、商品の輪郭と色が見分けられるかを基準にします。 二枚目は、その商品らしさを示す部分へ近づきます。 縫い目、表面、操作部、収納部分など、選ぶ際に確かめたい箇所を見せます。 三枚目には、実際の使い方を想像できる場面を置きます。 カップなら机と一緒に、収納用品なら置く場所と一緒に撮る、といった方法です。 使用場面の写真で一緒に写っている物が販売内容に含まれない場合は、近くの説明で区別します。 サイズは写真の印象だけで判断させず、確認できる寸法を文章で添えます。 小さな商品を大きく見せること自体は悪くありませんが、比較対象や撮影距離による印象を、そのまま実物の大きさとして伝えないようにします。
複数の商品や色違いを並べる場合は、撮影の条件をできるだけそろえます。 背景の色、光の向き、置く位置が大きく変わると、商品の違いより写真の違いが目立ちます。 窓際の光を使う場合は、撮影位置を決めてから同じ向きで続けて撮ると整理しやすくなります。 強い直射光で表面の情報が消える場合は、場所や向きを変えて確かめます。 白い商品では背景との境界が残っているか、黒い商品では形や質感がつぶれていないかを見ます。 反射する素材は、周囲の物や撮影者が写り込んでいないかも確認します。 加工は見やすさを整えるために行い、実物と異なる色や模様を作らないことが基本です。 撮影条件を短いメモで残しておくと、後日商品が増えたときも、以前の写真と並べやすくなります。
撮影した写真と掲載位置を並べるイメージ撮影候補をページの枠へ置くと、必要な向きと余白を確認できます。 写真の内容に合う説明を添え、原本と掲載用データを分けて残します。
同じ写真をホームページ、商品一覧、短い動画で使うときは、表示される枠の形が変わります。 横長の写真を縦長へ切り抜くと、左右の情報が大きく失われます。 撮影時点で主役の周囲に余白を残し、縦向きの写真も別に用意すると使い分けができます。 主役が画面の端に寄っている写真は、スマートフォンの枠で切れないか確かめます。 文字を重ねる予定がある場合は、写真の空いている部分と文字の位置を合わせます。 背景の細かな柄の上に小さな文字を置くと、どちらも見づらくなるため、文字のための面を別に設ける方法もあります。 横長・縦長のどちらにも使えることを狙いすぎて、主役が小さくなりすぎないようにします。 用途ごとに最適な写真を選べる状態を目指し、一枚をすべての枠へ無理に押し込まないことが大切です。
写真は元の大きさだけでなく、実際に掲載する幅で確認します。 大きな写真では分かる刻印や模様も、一覧の小さな枠では読めないことがあります。 細部を見せたい場合は、詳細ページに拡大した写真を置き、何を見る写真かを短く説明します。 画像の説明文は、写っている物とその役割を具体的に書きます。 「商品画像」というだけの文言を繰り返すより、「取っ手の形を横から見た写真」のように区別すると、画像を表示できない場面でも内容が伝わります。 装飾目的の画像には、商品説明と同じ長い文章を重ねる必要はありません。 実物の写真と、制作上のイメージ画像は分けて扱います。 このガイドの青いカップの画像も撮影構成を考えるためのイメージであり、販売商品や制作実績の紹介ではありません。
写真を担当者へ渡すときは、採用候補と撮影原本を分けて保管します。 ファイル名は商品名と用途が分かる形にし、連番だけに頼らないようにします。 たとえば「カップ・全体・横」「カップ・取っ手・詳細」という組み合わせなら、別の人も内容を選びやすくなります。 原本を残したうえで掲載用の画像を作り、どの原本から作成したかを追えるようにします。 掲載してよい写真か、人物や他社の表示が含まれていないか、差し替えが必要な古いパッケージではないかも確認します。 最後に、一覧、詳細、動画という実際の順番で写真を並べます。 途中で色が大きく変わったり、別の商品に見えたりする場合は、採用する写真を見直します。 よい素材の引継ぎは、画像の束を渡すだけでなく、それぞれが何を伝えるための一枚なのかを共有することです。